PSをパージしてPCに置き換える色替え作業(1級)

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この部分は2級と大きく異なります。

まず型温を上昇させます。85度から90度ぐらいで固定側を5度ぐらい高くしておきましょう。

最初に残ったPSの量を計ります。これはレポート作成のために必要です。ホッパー下のシャッターを閉じて、数回パージをしてホッパー下部の材料を減らしてから、ホッパーを取り外し材料をジョッキなどに受けます。もし残りの材料がほとんどないようでしたら、そのままパージしてしまうのも手ですね。

PSを排出し終わったら、ホッパーを取り外してエアできれいに掃除しましょう。ホッパー口もきれいにしておかないといけません。

ホッパー周りの掃除が終わったら、シリンダー温度を上げましょう。一気に設定温度まで上げたりすると冷間起動防止がかかったりして捜査できなくなってしまいますので、ここでは270度ぐらいまで上げるといいでしょう。

なお、シリンダーがある程度昇温するまでPCを流してはいけません。PCの溶融温度はPSに比べてかなり高いので、シリンダー温度が上がる前にPCを流すとスクリューが折れる可能性があります。

昇温に時間がかかるため、この間にレポート作成を少し進めておくといいでしょう。具体的には残ったPS材料の重量を量り、PS製品の寸法を計りレポートに記入しておきます。

ある程度温度が上がったら(シリンダー先端側が設定した270度ぐらいになってきたら)、PCを投入します。最初のパージは無背圧低回転で計量して低速低圧で射出します。

その後、射出は高速高圧に切換え、計量は高回転で背圧ありにしてパージを繰り返します。必ず手動モードでパージします。そうしないと背圧がかからず材料替えが上手くいきません。

上記のような点に注意して、色替え用に準備したPC材料をすべて使いきるぐらいまでパージします。

 

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