パージの終了報告を行った後は射出シリンダー側はもうさわる必要はありません。後は金型を下してレポートを作成するだけです。
ここも安全に関する点がとても重要視されますので、丁寧で素早い作業が必要です。注意する点を以下に記載します。
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・プラテン内で作業をするとき(クランプ締めや配管など)は必ずモーターを停止すること。
・水抜きは金型を閉じた状態で行う。キャビ内に水がかかるのを防ぐためです。
・水抜きをしたら飛び散ったりした水は即座にきれいにふき取りましょう。機械や金型を大切に扱わないといけません。
・金型のクランプをはずすときには工具などを落とさないように気をつけましょう。
・金型を下ろしたらプラテンと金型の拭き掃除をしましょう。
・イジェクターロッドの取り外しを忘れないこと。
・成型機下部の安全扉の戻し忘れにも注意が必要です。
レポートは成形品の長辺と短辺を測定して寸法を記載します。ノギスの使い方は練習しておきましょう。また有効桁数は間違えないように。
レポートを提出したら試験は終了です。きちんと片づけ清掃を実施してから、検定員にお礼を言って帰りましょう。
以上で技能検定に関する説明は終わりです。受験される方は頑張ってください!
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