ABSで成形が終了したらPEに置き換えます。最初にホッパーに残っている材料をすべてパージします。
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・最初にシリンダー温度は下げない
・ABSを抜いた後、PEを投入して最初のパージは無背圧低回転で計量して低速低圧で射出します(低速ヨシ!)。
・その後、射出は高速高圧に切換え、計量は高回転で背圧ありにしてパージを繰り返します。
・数回パージをしたらシリンダー温度設定を下げましょう。ABSがあらかた抜けているのを確認してから温度を下げるという考え方です。
・必ず手動モードでパージします。そうしないと背圧がかからず材料替えが上手くいきません。
パージが終了したらショートショットを二つ作ります。そして検定員にパージ終了報告をします。この時、無背圧に設定してパージを2回ほどしてから行うとパージした樹脂がきれいに見えるそうです。
これは背圧がかからない状態で計量するため、スクリューやシリンダーにびりついているABSなどををひっぱてこないためだと思われます。
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